ダルビッシュ、13日パイレーツ戦先発へ 地元紙は後半戦キーマンに指名「刺激をもたらしてくれる」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

チームの後半戦初戦となる13日パイレーツ戦に先発するダルビッシュ

■カブス – パイレーツ(日本時間13日・シカゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手は後半戦初戦となる12日(日本時間13日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発する。ここまで18試合に登板し2勝4敗、防御率5.01。12試合連続で白星が遠ざかる右腕だがチームは後半戦のキーマンに指名した。地元メディアが伝えている。

 後半戦初戦のマウンドを託されたダルビッシュを地元紙「シカゴ・トリビューン」は「パイレーツ戦で白星を挙げることは、彼とチームが求めている刺激となり得る」と見出しを付け伝えた。

 ここまで17試合に登板し6勝3敗、防御率2.98の成績を残していた左腕コール・ハメルズが左腹斜筋の張りでIL入り。記事ではハメルズの復帰が1か月遅れる可能性が高くなったことに言及し「カブスはダルビッシュが後半戦に刺激をもたらしてくれると信じている。本人も実感している」と伝え、マドン監督とダルビッシュのコメントを紹介している。

 12試合連続で勝ち星がないダルビッシュを後半戦初戦に指名したマドン監督は「ユウが相応しいと我々は判断した」と理由を説明している。

 ダルビッシュは昨季にカブスに移籍して以来、本拠地では12試合白星がなく0勝5敗、防御率6.03と相性は決していいとは言えない状況が続いている。今季も本拠地で12本塁打を浴びているがダルビッシュ本人も「本拠地で投げると毎回なぜ被弾するのかがわからない。変なことだよ。敵地での試合では、そういう感じはないんだけど。けどリグリーで登板すると、結構そうなってしまっている」と語っている。

 それでも前回登板の3日(日本時間4日)敵地パイレーツ戦では6回2/3、7安打6奪三振4失点の力投(9回に守護神キンブレルが逆転を許し白星消滅)を見せているだけにダルビッシュは「前回の登板では直球が99マイルまで出てたし、変化球も調子が良かった。そして今は体調の面でも気持ちの面でも良い感覚がある。メカニックの面でも」と、後半戦からの巻き返しに向け自信を見せている。

(Full-Count編集部)

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