菊池雄星、5勝目ならず　5回途中1失点で降板　大谷との“花巻東対決”は1三振1四球

大谷との対戦は第1打席が四球、第2打席が空振り三振

■エンゼルス – マリナーズ（日本時間15日・アナハイム）

　マリナーズの菊池雄星投手が14日（日本時間15日）、敵地エンゼルス戦で先発したが、5勝目を逃した。4回まで1失点と好投していたが、5回にピンチを招いたところで降板。大谷翔平投手との2度目の“花巻東対決”は1三振1四球だった。

　初回、フレッチャー、トラウトを相次いで打ち取り2死とした菊池。この日最初の大谷との対決はフルカウントからの7球目が外れて四球を与えた。続くアップトンにも四球を許して一、二塁とされたが、プホルスを遊ゴロに仕留めて無失点の立ち上がりとなった。

　2回に先頭のカルフーンにソロ本塁打を浴びたものの、徐々に調子を上げた。3回には大谷を外角のスライダーで空振り三振に仕留めるなど3者凡退に封じると、4回も3人で抑えた。だが、5回、先頭のガーノーに四球を与えると、続くサイスには右前安打を許した。無死一、二塁とされたところで交代を告げられ、マウンドを降りた。2番手には元ヤクルトのカラシティーが登板した。

　今季3度目のエンゼルス戦先発となった菊池。6月8日（同9日）には花巻東高の後輩である大谷とのメジャー初対決が実現。この時は、大谷が第1打席に二塁内野安打を放ち、第3打席では左中間へ6号ソロ。ラステラ、トラウトに続く衝撃の3者連続本塁打を放ち、菊池は4回途中7失点でノックアウトされていた。

（Full-Count編集部）