巨人独走! 広島11連敗ストップで2~5位は1差内の大混戦…15日セ・リーグは?

広島・緒方監督【写真:荒川祐史】
広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

阪神4連敗、DeNA筒香はプロ初2番

 セ・リーグは後半戦開幕となった15日、各地で3試合を行われ、巨人、広島、中日がそれぞれ勝った。巨人は2位チームに10.5ゲーム差に広げ、2~5位までのゲーム差は1と大混戦となった。

 巨人は長野で行われたヤクルト戦で延長11回、7-4で競り勝って4連勝。交流戦後は11勝1敗と破竹の勢いで白星を重ね、2位のDeNA、阪神と10.5ゲーム差に広げた。2点を追う5回、坂本勇のリーグトップ26号ソロで追撃すると、8回にはビヤヌエバの適時二塁打で同点。延長11回無死一塁では大城の犠打を投手・五十嵐が一塁へ悪送球。その間に勝ち越し点を奪うと、続く亀井の右中間8号2ランでダメ押した。ヤクルトは5回以降、巨人の小刻みな継投にかわされた。対巨人戦は3連敗となった。

 広島は横浜スタジアムで行われたDeNA戦で8-5で快勝。チームの連敗を11で止めた。初回、無死満塁から鈴木の左翼線2点二塁打、松山の右前適時打など4安打で4点を先制。3回には會澤、安部の連続適時打でリードを広げ、9回には曽根の左前2点打でダメ押した。先発の九里は6回6安打3失点で4勝目。交流戦明け後は1分けを挟んで20年ぶりの11連敗中だったが、ようやく連敗をストップ。20日ぶりの白星となった。DeNAは先発の井納が3回7安打6失点と誤算。4敗目を喫した。プロ初の2番で先発出場した筒香は押し出し四球を含む3打数1安打1打点2四球だった。後半戦黒星スタートで借金3となった。

 中日はナゴヤドームで行われた阪神戦で4-2で競り勝ち、今季最長タイ5連勝を飾った。1点を追う6回にアルモンテの右越え3号ソロで同点に追いつくと、8回にはアルモンテの適時二塁打、ビシエドの適時二塁打で2点を勝ち越した。ビシエドは4打数4安打の大暴れ。先発の大野は8回5安打2失点の力投で6勝目を挙げた。阪神は打線が同点の7回以降1安打と奮わなかった。3番手のジョンソンは2敗目。4連敗を喫した。

→1 巨人 81試合49勝31敗1分 -
→2 DeNA 83試合39勝42敗2分 10.5
→2 阪神 85試合39勝42敗4分 0
→4 広島 85試合39勝43敗3分 0.5
→5 中日 81試合38勝43敗0分 0.5
→6 ヤクルト 85試合34勝49敗2分 5.0

(Full-Count編集部)

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