西武辻監督、7回無失点で通算50勝目の十亀を絶賛 「点を取れない中、粘ってくれた」

西武・辻監督【写真:荒川祐史】
西武・辻監督【写真:荒川祐史】

後半戦9打数無安打の1番秋山の復調に期待「もっと打線が繋がる」

■西武 5-1 ロッテ(16日・メットライフ)

 西武は16日、本拠地でのロッテ戦(メットライフ)に5-1で勝利し、2位と1.5ゲーム差の3位に浮上した。

 先発の十亀が7回無失点で4勝目。4回には味方のミスが絡みピンチを背負ったが、中村奨をレフトフライに打ち取り無失点で切り抜けた。辻監督は「味方のミスからピンチを作ったり、なかなか点を取れない中だったが粘ってくれた。力まずに右バッターのインコースを攻めることができたのが今日の好投に繋がったんじゃないかと思っています」とこの日の勝利で通算50勝をあげた右腕をねぎらった。

 打っては源田が先制タイムリーを含む2安打2打点と勝利に貢献。7回には集中打で3点を奪い、勝負を決めた。指揮官は「久々の集中打だったね」と目を細めた。一方で、1番の秋山はここ2試合で9打数無安打6三振と不調。辻監督は「秋山の調子がよくなってくればもっと打線が繋がる。徐々に調子を上げてくれれば」と頼れるリードオフマンの復調を期待していた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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