大谷翔平、「ボブルヘッドデー」で主役の座、V打含む20度目マルチ エ軍後半戦負けなし5連勝

「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

初回の第1打席で先制の適時内野安打、第2打席では痛烈な中前打で今季20度目のマルチ安打

■エンゼルス 7-2 アストロズ(日本時間17日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地アストロズ戦に「3番・DH」で10試合連続スタメン出場。先制タイムリーを含む4打数2安打1打点1盗塁の活躍を見せ今季20度目のマルチを記録。チームは7-2で勝利し後半戦負けなしの5連勝を飾った。

 大谷は初回、無死一、三塁の好機でメジャー通算92セーブ右腕ロンドンの96マイル(約154キロ)の直球を三遊間へ転がし先制の適時内野安打を放ち今季40打点目をマーク。2回1死走者なしの第2打席では打球速度114マイル(約183キロ)の痛烈な中前打。今季20度目のマルチ安打を記録した。

 第3打席は4回2死走者なしの場面でニゴロ、第4打席は6回2死一、二塁の好機で中飛に倒れたものの、連続出塁も自己最長を更新する「12試合」とした。

 この日は試合前に自身の首振り(ボブルヘッド)人形が来場者先着3万人に配布された“大谷デー”。満員となった本拠地で先制打、今季20度目のマルチも記録するなど主役の座を譲ることはなかった。

 これで大谷は今季58試合に出場し打率.298、14本塁打、40打点。チームも怒涛の5連勝と勢いは止まらない。

(Full-Count編集部)

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