また少女に打球直撃の事故 近いうちに退院も球団は今季中にネット拡大へ

タイガースのクリスティン・スチュワート【写真:Getty Images】
タイガースのクリスティン・スチュワート【写真:Getty Images】

14日のロイヤルズ-タイガース戦での事故、少女にはサインボールが送られた

■ロイヤルズ 4-1 タイガース(日本時間14日・カンザスシティ)

 13日(日本時間14日)のロイヤルズ-タイガース戦で、ファウルボールが客席の少女に当たるアクシデントがあった。地元メディアが報じている。

 地元メディア「KCTV」は「球団は、日曜日の試合の7回にタイガースの外野手クリスティン・スチュワートのファウルボールが直撃した少女の家族と連絡を取っている」とレポート。さらにこの事故に対して、ロイヤルズのシニア・バイス・プレジデントであるケビン・ウーリヒ氏のコメントを掲載。ウーリヒ氏は、ネット拡大について「今季終了前に変更する可能性が高い」とし、「アクシデントが発生する前からネット拡大について話し合っていた」と語ったという。

 MLB公式のジェフリー・フラナガン記者はツイッターで少女の容態を投稿。「日曜日にファウルボールに直撃した少女について、ロイヤルズは家族と連絡を取っており、彼女は快方に向かっている。病院に搬送され、ロイヤルズによると、近いうちに退院する」と報告している。また少女には、ファウルボールを打ったタイガースのクリスティン・スチュワートと、ロイヤルズの何人かの選手のサインボールが送られたという。

 MLBでは、5月29日のヒューストンでのアストロズ-カブス戦で、痛烈なライナーのファウルボールが観戦中の4歳の少女に直撃するというアクシデントがあったばかり。ファウルを打ったカブスのアルバート・アルモラJr.外野手もその場で涙を流すなど動揺を隠せず、防護ネット拡大への議論が活発化していた。

(Full-Count編集部)

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