大谷翔平、2戦連続マルチ安打で打率.303上昇 チームは後半戦初黒星で連勝5でストップ
3の2で今季21度目のマルチ安打 自己最長13試合連続出塁をマーク
■アストロズ 11-2 エンゼルス(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地のアストロズ戦で「3番・指名打者」で今季最長11試合連続スタメン出場。10点差の5回の第3打席で左前打、8回の第4打席で中前打を放ち、2試合連続、今季21度目のマルチ安打をマークした。打率.303として3試合ぶりに3割に乗せたものの、チームは2-11で大敗。後半戦初黒星で連勝は5で止まった。
1-11で迎えた5回2死一塁。奪三振王コールに2ボール2ストライクと追い込まれながらも、左前へ快音を飛ばした。8回1死ではサイド右腕スミスから中前へ。2試合連続、今季21度目のマルチ安打をマークした。初回2死は3ボール1ストライクから四球を選び、6月30日(同31日)の本拠地アスレチックス戦からの連続試合出塁を自己最長13に。3回2死一塁の第2打席はマリスニックの好守に阻まれて中飛だった。3打数2安打1四球で打率.303とした。
前夜に報復死球を巡り乱闘寸前の騒動が勃発。7日に捕手ルクロイへ危険タックルを浴びせたマリスニックに死球を与えたラミレスは3試合、オースマス監督は1試合の出場停止処分を科された。ラミレスは異議を申し立てる意向で処分は先送りされるが、この日はオースマス監督に代わってジョシュ・ポールベンチコーチが臨時監督として指揮。ホセ・モリーナコーチがベンチコーチを務めた。
チームは前回登板で継投によるノーヒットノーランを達成したペーニャが先発したが、5回途中9安打8失点。打線も元気なく、2桁11失点で大敗した。