ダルビッシュ、2戦連続の快投劇に米メディアは完全復活期待「今後もっと多くの勝利が」

6回2安打無失点の快投で移籍後本拠地初勝利となる3勝目を挙げたダルビッシュ

■カブス 5-2 レッズ（日本時間18日・シカゴ）

　17日（日本時間18日）のレッズ戦で14試合ぶりとなる3勝目を挙げたカブスのダルビッシュ有投手。後半戦2試合連続の無失点となる6回2安打7奪三振の快投を見せ完全復活をアピールした。本拠地では移籍後初勝利となった右腕を米メディアは「今後もっと多くの勝利が期待できるかもしれない」と伝えている。

　4回までノーヒットピッチング。走者を許しても要所を締める圧巻の投球に本拠地リグレー・フィールドに集まったファンは歓喜に酔いしれた。日本人右腕の14試合81日ぶりの勝利を「米ヤフースポーツ」は「カブスと1億2600万ドルの契約後、523日目にリグレー・フィールドで初勝利」と見出しを付け伝えた。

　記事では2018年2月10日に契約を結んだ日から実に523日目で本拠地初勝利を挙げたことに言及し「リグレー・フィールドで手にできなかった瞬間を祝うことができた」とレポート。前回登板の12日（同13日）のパイレーツ戦では「リグレー・フィールドでの初勝利は運命に導かれていないかのように思えるほどであった」と、6回無失点の好投も白星を手にすることができなかった右腕に同情。

　待望の本拠地初白星、後半戦は2試合連続で好投を見せるダルビッシュに「もしかしたら、この復活により、今後もっと多くの勝利が期待できるかもしれない」と、今後の巻き返しに期待を込めていた。

（Full-Count編集部）