鷹、あわや完全試合の屈辱で今季ワースト5連敗… 内川&デスパ復帰も実らず

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

9回に快挙を逃れるのがやっと、2安打1得点に終わる

■楽天 5-1 ソフトバンク(19日・楽天生命パーク)

 ソフトバンクがあわや完全試合の危機に瀕し、今季ワーストの5連敗となった。19日、敵地・楽天生命パークで行われた楽天戦。元気のなかった打線が、楽天先発の美馬の前に8回まで1人の走者も出せぬままに1点止まりで敗れ去り、今季ワーストの5連敗となった。

 8回まで走者を出すこともできなかった。初回から楽天先発の美馬の前に凡打の山を築いた。6回には明石の中前へと抜けようかという打球を浅村の好守に阻まれた。打者27人連続でアウトを食らった。デスパイネ、内川がスタメンに復帰、グラシアルの代役として昇格させた長谷川勇を即スタメンで起用したが、効果はなかった。

 9回に先頭の明石が四球を選び、史上16人目の完全試合は回避。さらに栗原が左前安打を放ってノーヒットノーランも逃れた。さらに上林が適時三塁打を放って1点を奪ったものの、反撃もここまで。わずか2安打1得点に終わった。

 先発の千賀は6回6安打4失点で降板。5回に茂木に先制のソロを浴びると、自身の暴投や銀次の2点適時二塁打などで大量4失点。美馬との投げ合いに敗れ、今季3敗目を喫した。

(Full-Count編集部)

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