西武多和田、約2か月ぶり1軍マウンドも白星ならず「2本のホームランが…」

2か月ぶりの1軍マウンドに上がった西武・多和田真三郎【画像:(C)PLM】
2か月ぶりの1軍マウンドに上がった西武・多和田真三郎【画像:(C)PLM】

6回9安打3失点で降板、7連勝中と相性のいいオリックスが相手も…

■西武 – オリックス(20日・メットライフ)

 西武の多和田真三郎投手が20日のオリックス戦(メットライフ)で先発し、6回9安打3失点で降板した。

「今日は試合をしっかり作ること、そしてチームが勝てるピッチングをすることを心がけました」という多和田だが、2回先頭の小島に右越えの先制ソロを浴びた。直後に味方打線が追いつき試合は振り出しに戻ったが、同点で迎えた6回に吉田正に勝ち越しソロをバックスクリーンに運ばれると、2死からピンチを広げ若月の三塁内野安打の間にさらに1点を追加された。結局、多和田は6回9安打3失点、89球でマウンドをおりた。

 昨季16勝を挙げ最多勝に輝いた多和田。今シーズンは開幕投手を任されるなど投手陣の軸として期待されたが、9試合でわずか1勝のみと不振で、5月下旬から2軍調整を行っていた。約2か月ぶりとなる1軍のマウンドは自身7連勝中と相性のいいオリックス打線と対戦となったが、快投とはいかなかった。多和田は「2本のホームランが悔やまれます。特に6回のホームラン(吉田正)は慎重にいくべきでした」と先制、勝ち越しを許した2被弾を悔いていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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