侍ジャパン、沖縄で強化試合を開催 「プレミア12」に向けてカナダ代表と対戦

記者会見に臨んだ侍ジャパン・稲葉篤紀監督(左)と強化本部長・山中正竹氏【写真:福谷佑介】
記者会見に臨んだ侍ジャパン・稲葉篤紀監督(左)と強化本部長・山中正竹氏【写真:福谷佑介】

10月31日、11月1日とセルラースタジアム那覇でカナダ戦を実施

 NPBエンタープライズは22日、都内で記者会見を行い、10月31日と11月1日に沖縄・那覇市のセルラースタジアム那覇で「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsカナダ」を実施すると発表した。11月に開催される「第2回 WBSC プレミア12」へ出場する野球日本代表「侍ジャパン」の強化試合となる。

 また、プレミア12に臨む侍ジャパンのスケジュールも合わせて発表。侍ジャパンは10月21日に集合し宮崎市内で合宿を実施する。同25日、26日にはフェニックスリーグに出場している日本ハム、オリックスと練習試合を実施し、その後、カナダ戦を戦う沖縄へと移動。強化試合を行ったあと、沖縄からオープニングラウンドを戦う台湾へと入る。

 毎年行われてきた3月の強化試合を、選手への負担を考慮して来春は実施しない。東京五輪まで最後の代表活動となる。会見に出席した稲葉篤紀監督は「来年の春は強化試合を行いません。日本シリーズ開催と重なってしまうが、長めの合宿をお願いさせてもらいました。最長1か月、監督コーチ選手とコミュニケーションを図り結束していきたい。五輪までに集まれるのが最後になります。チームの土台を作っていくというのはやっていかないといけない」と語った。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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