大谷翔平、未来の米国野球殿堂入り候補に 最強打者の“不選出”にクレーム続出?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

MLB公式ツイッターが27歳以下の米国野球殿堂入り候補を緊急アンケート

 米国野球殿堂入り式典が21日、(日本時間22日)にニューヨーク州クーパーズタウンで行われ、史上初の満票で殿堂入りを果たした元ヤンキースの名クローザー、マリアノ・リベラ元投手ら元選手6人が表彰された。MLB公式ツイッターでは27歳以下の若き才能の殿堂入り候補を緊急アンケート。エンゼルスの大谷翔平投手も未来の殿堂入り候補に上がる中、ある天才打者の不在にクレームが相次いでいる。

 殿堂入り式典でかつてのスタジアムを沸かせたレジェンドの偉業が称えられる中、MLB公式ツイッターでは緊急アンケートを実施した。「現在のメジャーの若き才能はアメージングだ。27歳以下の選手で、いつの日か殿堂入りを果たすのはどの選手だろうか?」。このメッセージとともに、未来の殿堂入り選手候補の画像を紹介している。

 レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手、フィリーズのブライス・ハーパー外野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手、ブルワーズのクリスチャン・イエリッチ外野手、ドジャースのコディ・ベレンジャー内野手ら錚々たるスーパースターとともに、メジャー2年目の大谷も殿堂入り候補の一角として登場している。

 今季は右肘靭帯手術の影響で打者専念のシーズンをおくっている二刀流の男は5年後の選出が確実視されているマリナーズのイチロー元外野手に続き、クーパーズタウンに到達する逸材として注目されている。

 返信欄でも二刀流男をプッシュする声は多く、日ハム時代のマウンドでドヤ顔で振り向く動画や、かつての女房役で現ロイヤルズのマルティン・マルドナード捕手が抱きつく動画も返信欄には登場した。

 その一方で、地元ファンからはクレームも飛び出した。

「トラウトがいないとはとんでもない不敬ぶりだ」

「マイク・トラウトは27歳だぞ! なぜ彼はここにいない?」

「なに、マイク・トラウトは……」

 今季大活躍で、キャリア3度目のMVP獲得に独走態勢に入ったトラウト。エンゼルスで大谷と「トラウタニ」と呼ばれる2、3番コンビを結成する天才は、現時点で引退しても殿堂入り確実と評されている。すると、MLB公式ツイッターは火消しに動いた。「彼はここの投稿で登場している」と直前のアンケートを紹介。27歳ながらも「実績十分のベテラン枠での殿堂入り」というカテゴリーで、エンゼルスのアルバート・プホルズ内野手やドジャースのクレイトン・カーショウ投手、アストロズのジャスティン・バーランダー投手ら14選手を選出していた。

 27歳の若さでメジャーのレジェンド級のスーパースターと肩を並べるトラウトは選外となったことで、別格ぶりが際立つ格好になった。

(Full-Count編集部)

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