田中将大の12失点KOにNYメディア辛辣「キャリア最低の登板」「恥をかかされた」

「タナカが滅多打ちを食らい、ヤンキースはレッドソックスに恥をかかされた」

 また、MLB公式サイトでヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者も「ロンドンが再びマサヒロ・タナカを呼び求めている」とつぶやき、サンディエゴのラジオ局「97.3FM The FAN」の番組司会者、スティーブン・ウッズ氏は「タナカは、酷い時は伝説的なまでに酷い」と厳しく指摘。ラジオ局「ESPN シカゴ 1000AM」の司会者、マイク・ノース氏は「タナカの初回は、打撃練習での登板だ」と書き込むなど、ニューヨーク以外のメディア関係者も田中の苦戦ぶりに注目した。

 ボガーツの完璧なホームランも話題に。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は「外野手が(一歩も)動かないようなホームランをご存じだろうか? これはその中の一つ。ザンダー・ボガーツがマサヒロ・タナカから放った打球は、速度112.1マイル(約180.4キロ)と飛距離451フィート(約137.5メートル)」と綴った。

 試合後には、ニューヨークメディアも続々と反応。地元テレビ局の「SNY」は「タナカの歴史的に酷い登板を含め、木曜日に19-3とレッドソックスに敗れたことから覚えておくべき重要な点」との見出しで報じ、「木曜日の夜、マサヒロ・タナカは彼のキャリアにおける最低の登板をした」とレポート。ニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」は「レッドソックスが圧勝し、ヤンキースのマサヒロ・タナカはダメだ」と伝えた。さらに、地元紙「ニューヨーク・ポスト」も「タナカが滅多打ちを食らい、ヤンキースはレッドソックスに恥をかかされた」と報じている。

 宿敵相手に屈辱的な登板となってしまった田中。立て直して次回登板で“名誉挽回”としたいところだ。

(Full-Count編集部)

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