日ハム栗山監督、猛打14安打12得点も「西武に大量点差とかない。もっと点を取らないと」

日本ハム・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

一時は最大7点差を追いつかれていた「みんなでなんとかしようとする感じがあった」

■日本ハム 12-7 西武(26日・メットライフ)

 日本ハムは26日、メットライフドームで行われた西武戦で12-7で打ち勝ち、3連勝を飾った。後半戦は8勝1敗の快進撃。首位・ソフトバンクとの1.5ゲーム差とした。栗山英樹監督は「本当にみんなでなんとかしようとする感じがあった。よくみんなでつないで打ってくれた。いい投手でも点を取られる時期。みんなでつないでいくしかない。加藤がいい形で入ってくれた」と振り返った。

 1点リードの2回に平沼のプロ1号ソロ、近藤の3点二塁打、中田の22号2ランで一挙6得点。投手陣の乱調で一時は最大7点リードを追いつかれたものの、6回に渡邉の勝ち越し3点三塁打、石井の適時二塁打などで再び4点のリードを奪った。西川、大田の1、2番がいずれも猛打賞の活躍。終わってみれば14安打12得点で打ち勝った。栗山監督はプロ1号の平沼について、「久しぶりに戻ってきて、ガムシャラに野球をやれよ、と伝えたけど、今まで以上に必死にやるべき。若さとはそういうことなので。ホーム球場より必死にやるしかないんだ。それを本人に求めた。早めにバットを振る。そうすれば落ち着くでしょ」と話した。

 一時は最大7点を追いつかれながらも14安打12得点で勝ちきった。指揮官は「大量点差とかない。(西武は)どこかで点を取られる可能性がある打線なので。このまま行きたかったけど、全員で行っているわけなので。(打線を)もっと点を取らないとダメでしょ。もっと楽になるんだから」と打線のさらなる奮起を求めていた。

(Full-Count編集部)

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