ロッテ井口監督、母校・國學院久我山28年ぶり甲子園に歓喜 「本当に嬉しく思います」

ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

西東京大会で創価を4-2で下し28年ぶりの夏の甲子園出場を決めた國學院久我山

 國學院久我山のOBロッテ・井口資仁監督が28日、自身の出場以来28年ぶりとなる母校の甲子園出場にエールを送った。

 第101回全国高校野球選手権・西東京大会決勝で、創価を4-2で下し、28年ぶりの甲子園出場を決めた國學院久我山。その28年前の出場メンバーだったロッテ・井口監督は自然と顔がほころび「ありがとうございます。と、僕が言っていいのか分からないですけど」と報道陣の笑いを誘った。

 決勝戦は監督室で見守っていたようで「決勝戦にふさわしく本当に素晴らしい試合でした。その上で、母校が28年ぶりの甲子園出場を決めて、本当に嬉しく思います」と、率直な喜びを言葉にした。

 後輩たちには甲子園での勝利を期待する指揮官は「我々OBは『甲子園でまず1勝!』という思いをずっと持ちながら、応援し続けてきましたので、なんとか甲子園で我々ができなかった1勝をしてほしいですし、それ以上を目指して頑張ってほしいと思います」とエールを送っていた。

「なんとか見に行けたら」と、現地観戦に意欲を見せていたが「初戦がいつになるかわからないので」と、現状ではテレビ観戦での応援になりそうだ。28年前、自身は1回戦徳島・池田高校を相手に延長戦の末惜しくも敗れたが、一人のOBとして後輩たちに声援を送るつもりだ。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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