巨人連勝で原監督が史上13人目の通算1000勝、山口11勝目 広島は9連勝でストップ

巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】
巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】

広島は終盤に追い上げるも…17日のDeNA戦以来13日ぶりの黒星

■巨人 8-5 広島(30日・東京ドーム)

 巨人は30日、本拠地・広島戦に8-5で勝利。原辰徳監督が史上13人目の通算1000勝を達成した。打線は初回に亀井のタイムリーで先制すると、その後も坂本勇の2打席連続タイムリーなどで着実に加点した。先発の山口が終盤に失点を重ねたものの、8回途中8安打5失点11奪三振で11勝目(2敗)。救援陣がリードを守って逃げ切りに成功した。

 初回、巨人は1死一、二塁のチャンスを作り、亀井がセンター前に弾き返すタイムリー。これがデビュー戦となった広島の育成出身左腕モンティージャから先制に成功した。

 さらに、2回は1死満塁の好機でゲレーロが2点二塁打。4回には坂本勇が2番手・アドゥワから適時内野安打を放った。1点を返されて迎えた6回には先頭・若林が3番手の中村恭から4号ソロ。無死一、二塁から坂本勇がレフトへの適時を放つと、1死満塁でゲレーロが犠飛。3点を加えた。

 先発の山口は初回2死ニ、三塁のピンチで松山を空振り三振に仕留めると、2、3回は3者凡退。5回に二塁打2本で1点を失ったが、最少失点で切り抜けた。しかし、8回につかまる。先頭の西川に9号ソロを被弾。さらに、ヒットと死球で1死一、二塁とされ、松山に3ランを浴びた。山口はここで降板となったものの、中川が後続を断つと、9回にも追加点を奪取。最後はデラロサが締め、山口はリーグトップの白星を「11」に伸ばした。

 広島はモンティージャが3回途中3失点(自責2)と結果を残せず。打線は終盤に反撃したものの、連勝は「9」でストップ。17日のDeNA戦以来、13日ぶりの黒星を喫した。

(Full-Count編集部)

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