大谷翔平、166キロ&169キロ打球含む“猛打賞”に納得「1打席1打席、内容あった」

本拠地でのタイガース戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
本拠地でのタイガース戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

打率は.292まで上昇、二盗にも成功「十分セーフになれるタイミングだった」

■エンゼルス 6-1 タイガース(日本時間31日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地タイガース戦に「3番・DH」で6試合連続スタメン出場し、4打数3安打1打点の活躍で6-1での勝利に貢献した。今季6度目の猛打賞に「1打席1打席しっかり内容があった」と納得の表情。打率は.292まで上昇した。

 前日まで2試合連続無安打だった大谷。しかし、この日は初回の第1打席で痛烈な中前打を放ち、3回の第2打席は快足を飛ばし三塁内野安打。5回1死二塁の第3打席でも痛烈な中前タイムリーと今季6度目の猛打賞をマークした。

 打球速度は1本目のヒットが103マイル(約166キロ)、3本目が105マイル(約169キロ)といずれも強烈。しっかりと捉えた当たりだっただけに、試合後に大谷は「タイムリーも良かったかなと思います。1打席1打席しっかり内容があったかなと思ってます」と振り返った。

 また、3回の第2打席のヒットの後には、すかさず今季9個目の盗塁にも成功。これについても「タイム的に行けるかなという感じだったので。ほとんど100%行けるようなときしか行かないですけど、十分セーフになれるタイミングだったかなと思います」と納得の表情だった。

 試合前には「東北・熊本復興支援ベースボールプロジェクト」で球場に訪れていた岩手・熊本の中学野球少年ら17人と記念写真を行うなど交流した大谷。試合後に「日本の子たちに限らず、こっちの子でもバッティング中に来たりするので、その度にお互い、いい刺激というか、僕は試合で頑張るのが一番ですけど、今日のように勝つゲームをまず見せられるように頑張りたいなと思ってますし、僕自身も勇気づけられることはあるんじゃないかなと思ってます」とあらためて誓っていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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