ダルビッシュ、好相性の主砲に痛恨被弾 米メディア「彼を失速させることはできない」

カージナルス戦に先発したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カージナルス戦に先発したカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

6回にゴールドシュミットに勝ち越しソロを浴び5敗目を喫したダルビッシュ

■カージナルス 2-1 カブス(日本時間31日・セントルイス)

 カブスのダルビッシュ有は30日(日本時間31日)、敵地カージナルス戦に先発し6回6安打9奪三振2失点の好投も5敗目(3勝)を喫した。6回に勝ち越しソロを放った相手主砲・ゴールドシュミットは「とにかく出塁することを狙っていたよ」と振り返った。AP通信が伝えている。

 9三振を奪う力投も一発に泣いた。ダルビッシュは同点で迎えた6回。1死からゴールドシュミットに左翼席へ一発を浴び勝ち越しを許し、7回の打席を迎えたところで代打を送られ降板。力強い直球を武器に6回6安打9奪三振2失点の好投を見せたが打線の援護なく5敗目を喫した。

 この日の第一打席までゴールドシュミット相手に14打数1安打と好相性だったが、この日は同点に追い付かれた4回に右前打、そして6回に勝ち越しソロと全てが得点に絡む2安打を浴びた。

 AP通信は「ユウ・ダルビッシュでさえ彼を失速させることはきない」と、ここまで8戦連続安打、そのうち7本塁打と打撃好調のゴールドシュミットを称賛。試合後のコメントも紹介し「ダルビッシュとの対戦では、(これまでは)あまり良い結果を出せていなかったんだ。とにかく出塁することを狙っていたよ」と自身の打撃を振り返っていた。

(Full-Count編集部=AP)

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