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楽天松井と広島中崎、分かれた明暗 好調と不調の理由を元セーブ王が分析

プロ野球は後半戦がスタート。昨年パ・リーグ最下位に沈んだ楽天は、首位ソフトバンクに4.5ゲーム差の4位と上位を狙える位置につけ、クローザーの松井裕樹投手がリーグトップの27セーブと好調を維持している。一方、セ・リーグ3連覇中の広島は3位。守護神の中崎翔太投手は不振に苦しんで2軍落ちも経験し、7月31日にようやく1軍復帰した。

現役時代ロッテで活躍した小林雅英氏【写真:荒川祐史】
現役時代ロッテで活躍した小林雅英氏【写真:荒川祐史】

広島中崎に昨年まで足りなかった経験とは…

 一方、3年連続胴上げ投手にもなった広島の守護神・中崎翔太投手は29試合に登板し、2勝3敗3ホールド8セーブ、防御率4.08という成績で6月20日に2軍落ち。1か月以上の再調整を経て、31日にようやく出場選手登録された。今シーズンの広島は開幕直後の不振など連敗も多く、現在セ・リーグ3位だが、チームの勝利数が伸びなかったことがプレッシャーになったのではないかと小林氏は話す。

「今年はチームが勝てていないので、失敗した時の『やってしまった』という気持ちが強いと思います。チームが勝っていると、失敗してもまたすぐに登板のチャンスが来る。そこで抑えれば切り替えられますが、チームが負けていると登板も少なくなる。連勝中の勝っているゲームで失敗してしまったり、自分の負けから連敗がスタートしてしまうと、精神的にも負担になってしまいます。カープはこれまで強かったので、そういう経験がなかったのかもしれません」

 圧倒的な強さを見せ、セ・リーグ3連覇を果たした広島は、中崎が本来の姿を取り戻し、4連覇へ巻き返せるだろうか。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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