巨人亀井が月間4割の大活躍、DeNAロペス8発、山崎は9S 19年7月投打5傑【セ編】

DeNAのホセ・ロペス【写真:荒川祐史】
DeNAのホセ・ロペス【写真:荒川祐史】

巨人は7月間勝ち越しも2位DeNAとのゲーム差は3.5に

 オールスターブレークをはさむ2019年7月度の成績を振り返ろう。

セ・リーグ2019年7月

○チーム成績

1巨人(94試53勝40敗1分 率.570 差–)
2DeNA(97試50勝44敗3分 率.532 差3.5)
3広島(98試49勝46敗3分 率.516 差5.0)
4阪神(97試44勝48敗5分 率.478 差8.5)
5中日(95試43勝52敗0分 率.453 差11.0)
6ヤクルト(97試37勝58敗2分 率.389 差17.0)

 オールスター直後、9.5差をつけて独走状態だった巨人に急ブレーキがかかり、DeNAとの差は3.5に。昨2018年の同時期は以下の順位だった。

1広島(88試52勝35敗1分 率.598 差–)
2ヤクルト(89試43勝45敗1分 率.489 差9.5)
3巨人(95試45勝49敗1分 率.479 差10.5)
4DeNA(90試41勝47敗2分 率.466 差11.5)
5阪神(86試39勝46敗1分 率.459 差12.0)
6中日(94試42勝51敗1分 率.452 差13.0)

 昨年は広島が独走態勢を固めつつあった。2位以下は負け越していた。

2019年7月のチーム成績

1DeNA(24試15勝8敗1分 率.652)
2巨人(23試13勝10敗0分 率.565)
3広島(23試11勝12敗0分 率.478)
4中日(23試10勝13敗0分 率.435)
5阪神(22試9勝12敗1分 率.429)
6ヤクルト(21試9勝12敗0分 率.429)

 巨人は月間では勝ち越しているが、オールスターまでが8勝1敗、以降は5勝9敗と極端な起伏になっている。

【打者5傑】

○安打
1亀井善行(巨)36
2坂本勇人(巨)33
3鈴木誠也(広)32
4ソト(De)29
4宮崎敏郎(De)29
4西川龍馬(広)29

○本塁打
1ロペス(De)8
2坂本勇人(巨)7
3バティスタ(広)6
3バレンティン(ヤ)6
5西川龍馬(広)5

○打点
1ロペス(De)28
2坂本勇人(巨)20
3ビシエド(中)19
4亀井善行(巨)16
4ソト(De)16

○盗塁
1山田哲人(ヤ)6
2大島洋平(中)5
3若林晃弘(巨)4
4京田陽太(中)3
4近本光司(神)3
4高山俊(神)3
4立岡宗一郎(巨)3
4増田大輝(巨)3

○打率(規定打席以上)
1亀井善行(巨).404
2阿部寿樹(中).368
3鈴木誠也(広).360
4坂本勇人(巨).355
5糸原健斗(神).338

○RC(Runs Created)打者の総合指標安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1坂本勇人(巨)24.22
2亀井善行(巨)21.80
3鈴木誠也(広)20.26
4ソト(De)18.33
5山田哲人(ヤ)18.20

 巨人の亀井が月間4割の大活躍。安打数も1位。坂本勇は7本塁打20打点。オールスター後、4番に座ったDeNAロペスが28打点と勝負強さを発揮している。

7月は巨人山口、ヤクルト山田が3勝をマーク、DeNA山崎は7セーブ

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