中日が京田の執念のスクイズで勝利 ヤクルトは2番手・星が3回無失点力投も

中日・京田陽太【写真:荒川祐史】
中日・京田陽太【写真:荒川祐史】

プロ初勝利を目指した燕ルーキー清水が先発も3回4失点KO

■中日 5-4 ヤクルト(2日・神宮)

 5位・中日が2日、敵地のヤクルト戦(神宮)で、京田が9回に決勝スクイズを決め、勝利を収めた。

 4-4で迎えた9回。中日は先頭の阿部がヤクルト5番手のマクガフから右前安打で出塁。福田の代打、亀沢のところで、マクガフが一塁へ悪送球で二進。亀沢が犠打を決め、1死三塁となったところで、与田監督は京田にスクイズを指示。これを背番号1が一塁側に見事に決め、勝ち越した。

 中日先発の柳が、5回10安打4失点と精彩を欠いたが、藤嶋、福、ロドリゲスが粘り、無失点リレー。最後は岡田が締めた。打線は3回までにビシエド、福田、アルモンテの本塁打などで4点を奪ったが、4回以降はヤクルトの救援陣に封じられていた。しかし、最後はベンチが動いて、選手が必死に奪いにいった。

 ヤクルトはプロ初勝利を目指したルーキーの清水が先発したが、3回4失点KO。しかし、3年目の星が3回を無失点救援と好投。5回までに山田哲の本塁打などで追いついたが、接戦を落とし、借金21となった。

(Full-Count編集部)

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