日ハム金子、首位攻防第2戦で初回に痛恨4失点で5敗目…「何とかしたかった」
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打線には重いビハインドに…「いい流れを持って来ることができず、申し訳ない」
■ソフトバンク 6-3 日本ハム(3日・札幌ドーム)
日本ハムの金子弌大投手が3日、本拠地ソフトバンク戦に先発。6回9安打5失点で今季6敗目を喫した。チームは首位攻防第2戦も落とし、ゲーム差は3.5に広がった。
初回にいきなりつかまった。先頭の牧原に中前打を許すと、続く明石の右中間適時二塁打であっさり先制される。松田と上林にも連打されるなどこの回一挙4失点。爆発力が鳴りを潜めた打線には重いビハインドになった。
6回無安打無失点と快投をみせた7月23日オリックス戦(ほっともっと神戸)から中10日。苦しいスタートになった理由について金子は「ストレートがストライクが入らず、うまく変化球に移行できなかった」と振り返った。2回以降は変化球をうまく使って立て直しただけに「(ある)球種が入らない時にほかの球を見つける選択肢が必要。それを早く見つけたかった」とボール先行となった立ち上がりを悔やんだ。
過去14年間で経験できなかったリーグ優勝を追い求めて移籍した日本ハムで、首位攻防戦の先発マウンドに立った。大事な試合を落として「今日は何とかしたかった。初回にああいう形になって、攻撃にもいい流れを持って来ることができず、申し訳ないです」と語った金子。「次に対戦する時にはこうならないようにしたい」と雪辱を誓った。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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