大谷一問一答、昨季超えマルチも打者専念の難しさを吐露「毎日試合があるのは…」

右足甲に自打球も軽症強調「大丈夫です」

――右足甲の自打球は。

「大丈夫です」

――オースマス監督が練習中に同じ箇所に自打球を当てていたと話していた。

「数日前ですね。僕は出ていなかったので。ケージで打ってて、という感じですね。自打球が当たるとしたら、右足なので、だいたい同じところかなと思います」

――試合に出続ける難しさを感じるか。

「特に大きな違いを感じてはいないので。もちろん毎日毎日良くても悪くても試合があるというのは難しいかなと思いますし、野手として毎日試合に出るリズムに対して、僕は初めてなので。逆にそういう難しさはあるかなとは思いますけど、大きな違和感は特に感じてないかなと思います」

――第2打席の中直も球を捉えていた。

「本塁打になってくれれば一番いいですけど、2ストライクでしたし、なかなか難しいかなとは思うので。その中でいい方向の打撃にもっていけたかなと思います」

――2ストライクからのアプローチについては。

「特に何も。大きく球種を待ったりとか、コースを張ったりするタイプではないので、比較的自分がいい形で待てていればいいのかなと思うので。2ストライクに追い込まれたりとか、カウントによって心待ちで自分の動きが変わってくるので、そういうのを減らしたいなと思います」

――初球から思い切り振ることもある。

「基本的には、どのカウントも変わらないと思いますね。ただ2ストライクなので、ちょっと気持ち広く待たないといけないですし、そこを振らないように最初の打席ではしてますけど。浅いカウントでは。2ストライクに追い込まれたら、そういうことを考えないといけないので、なるべく最初と同じようにいきたいですけど、それが難しいなと思っています」

――失投1球をしっかり仕留めたいタイプか、失投を逃す失敗を受け入れて全てアプローチしたいタイプか。

「単純にストライクに来た球は普通に打てる球だと思っているので。もちろんストライクに来た球を確実に打てればいいですけど、それが難しいコースならファウルになる確率も高いので。それはそれとしていいんじゃないかと思っていますね。どこに来てもヒットにできるように練習するのが練習ですし、なかなかそれが出来ないので、甘い球をしっかり打ちましょうということじゃないかなと思います」

――1日に本塁打にできる球は何球かあるか。

「ありますね。それは。もちろん本塁打にできる球が来たからといって、本塁打にできるわけではないので。そこが難しいのであって。出来たなと思うことがあっても100%ではないかなとは思うので。それを100%に持っていく練習をしたいなと思ってますし、打てたなと思えるのが一番いいかなと思いますね。やっぱり見ていて。『今のは打てたな』と思えるか、甘くても『今のは打てなかったな、打てそうになかったな』というのは自分の状態次第かなと思います」

――昨季と違い、野手専念。3連戦で同じ投手と対戦する機会も増えた。マルチ安打が増えている要因か。

「どうですかね……。クリーブランドもそんな多く当たるわけでもないですし。どうですかね、そんなに大きな差はないと思っています」

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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