“飛ぶボール説”に新事実発見か!?  米紙がレポート「証明する証拠を…」

コミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:Getty Images】
コミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:Getty Images】

今季はここまで30球団で4588本塁打が乱れ飛んでいる

 今季メジャーで大幅に増加している本塁打数。50試合以上を残し、早くもツインズがチーム200本塁打を突破して216本塁打に到達。ドジャース、アストロズ、ヤンキースなども200本塁打に迫っている。30球団の合計が4588本となり、昨季の計5585本塁打を大きく上回ることが確実な状況となっている。

 選手たちからはボールが“飛ぶボール”へと変わったのではないかという疑問の声があがるなど、シーズン中にも何度も物議を醸してきた。そんな中で米紙「USAトゥデイ」は「MLBプレーヤーは、飛ぶボールについて気にしているが、そのことが終結することを望んでいる」との見出しで記事を掲載した。

 その中で「ワシントン州立大学のスポーツサイエンスラボは今季ホームランが急増している理由を証明する証拠をおそらく見つけることができたとし、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が数週間以内にその発見を公表するのではないかと期待しているとUSAトゥデイに知らせた」とレポートした。

 その“証拠”については明らかにされていないものの、現役メジャーリーガーも、これについては高い関心を持っている様子。記事ではナショナルズのリリーフ投手ドゥーリトルの「もちろん、僕らは興味深々だよ。何か基本的なことを彼らが変えたのだと思う。僕たちは、ただ正しい情報が知りたいんだ。今回、彼らがなんというかとても興味をもっているよ。これで、理由が明確になり、この問題が終結すればいいと思っている」とするコメントを紹介している。

 記事では「明らかに今季は何かが変わった。ニューヨーク・ヤンキースの作った1シーズンに266本ホームランというこれまでの記録を、今季は3チームが抜く勢いだ。MLBは今季6712本のホームランを打つペースで来ており、それは、昨年を1100上回り、2017年につくられた6105本というこれまでの記録をも600本上回ることになる」と、今季の異常な本塁打量産具合を指摘している。

 ただ、選手たちは“飛ぶボール”を気にしているというよりは、真実が明かされることを望んでいるよう。ナショナルズの外野手のイートンは「なにが見つかっても、そんなこと誰も気にしないよ。ゲームは、変わっていくものだ。全て変化して、全て異なっていく。スタジアムだってそれぞれ異なる。ボールはその中のたった1つのことだ。ボールに変化はないと僕は思う。ただそれを(面白いから)話題にしているだけだと思っている」と語っている。

 また、ドゥーリトルも「(変化によって)ゲームが基本的により攻撃的なものへと変わってくる。それならそれで仕方ないが、ただ、それをきちんと説明してほしいだけだ」とし、何が起きているかの説明を求めていた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY