田中将大、6回途中5失点KOで辛辣NYメディアは酷評 「タナカの崩壊」

オリオールズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
オリオールズ戦に先発したヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

敵地オリオールズ戦で5回1/3で10安打5失点 チームは6連勝

■ヤンキース 9-6 オリオールズ(日本時間6日・ボルチモア)

 ヤンキースの田中将大投手は5日(日本時間6日)、敵地・オリオールズ戦で先発。6回途中10安打5失点だった。勝利投手の権利を持って降板したが、救援投手が打たれて8勝目はお預けとなった。

 毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球となった。3回は1死からビラーの中越え三塁打を許すと、マンシーニに同点の中前適時打を献上。5回まで1失点と粘ったが、5点リードの6回はピーターソンに左中間2ランを浴びるなど4連打などで4失点。5回1/3で92球(ストライク60球)、4奪三振2四球、10安打5失点。防御率4.93となった。

 打線好調なチームは12安打9得点。6連勝を飾ったが、NYメディアは右腕に対して厳しい論調だった。地元紙「ニューズデイ」は「ヤンキースが不安定なタナカの登板を乗り越える」と報道。地元メディア「NJ.com」は「タナカの崩壊」と伝え、「タナカは8本の長打を献上した。ビラーに許した三塁打もその1つで、彼は最終的に得点した。彼は5回1/3で5失点、4奪三振、被安打10として、防御率は4.78から4.93になった」と右腕の厳しい投球内容を伝えた。

 地元メディア「ノースジャージー.com」は「タナカにとって、容易なことは一つもなかった。彼は5点をリードしていた6回を乗り切ることができなかった」と伝えた。次回登板で挽回したいところだ。

(Full-Count編集部)

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