日ハム、第3期「ゆきのね奨楽金」の概要発表 杉谷「熱く北海道を盛り上げていけたら」

日本ハム・杉谷拳士も参加した「ゆきのね奨楽金」概要発表会見の様子【写真:石川加奈子】
日本ハム・杉谷拳士も参加した「ゆきのね奨楽金」概要発表会見の様子【写真:石川加奈子】

ウインタースポーツの競技・活動団体をサポート、1団体あたり上限30万円まで総額200万円までを助成

 日本ハムは6日、札幌ドームで記者会見を行い、第3期を迎える「ゆきのね奨楽金」の概要を発表した。

 ウインタースポーツを楽しむ子どもたちが増え、北海道の活性化に貢献することを目的した活動。道内のウインタースポーツの競技・活動団体をサポートするため、1団体あたり上限30万円まで総額200万円までを助成する。これまでの2年間で10地域9種目14団体を通して800人以上の子どもたちがウインタースポーツに触れ合う機会を創出した。

 今年はサポーターに加わったJA北海道と協議し、今期限定の「アイスホッケー特別応援枠」を設定する。昨年から今年にかけて釧路クレインズの存続が危ぶまれるなど、危機的状況に陥った道内のアイスホッケー界をサポートすることが狙い。新たに誕生した「ひがし北海道クレインズ」、苫小牧を本拠地とする「王子イーグルス」とも協同し、2チームが協力して行う振興事業をサポートしていく。

 会見に同席した杉谷拳士内野手は「僕自身も3月に、クレインズの署名活動をさせてもらったので、存続が決まって嬉しいです。また、釧路で2013年に応援大使もさせてもらって、すごく特別で思い出のある街です」とクレインズの再出発を祝福。「今後、クレインズもイーグルスもファイターズも、競技は違えど、垣根を越えて、熱く北海道を盛り上げていけたらと思います」と力を込めた。

 各種ウインタースポーツの競技・活動団体からの申請受付は今月30日まで。審査を経て、助成対象となる団体を10月上旬までに決定し、19~20年の活動に対して助成を行う。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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