菊池雄星、45日ぶり5勝目なるか 5回4安打8K1失点の力投で勝利投手の権利持ち降板

本拠地でのパドレス戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
本拠地でのパドレス戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

初回にタティスに先頭打者アーチを浴びたが、その後は8三振を奪う力投

■マリナーズ – パドレス(日本時間8日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手が7日(日本時間8日)、本拠地でのパドレス戦に先発。5回4安打8奪三振1失点の力投を見せ勝利投手の権利を持って降板となった。

 菊池は初回の先頭タティスにフルカウントから投じた83.5マイル(約134キロ)のスライダーを左翼席へ運ばれ先制を許したが、その後は粘りの投球を見せた。

 2回は1死からメヒアの遊撃内野安打を浴びたがマーゴ、ウリアスを凡打に仕留め無失点。3回も1死からタティスに四球を与えたがマイヤーズを空振り三振、マチャドを遊飛に。同点で迎えた4回も1死からレンフローに左前打を浴び2死から2四球で満塁のピンチを背負ったがヘッジズを一飛に抑え無失点で切り抜けた。

 すると打線はその裏、シーガーが右翼席へ11号ソロを放ちマリナーズが勝ち越しに成功。1点の援護を受けた菊池は5回。先頭のタティスに右前打を浴びたがマイヤーズ、マチャド、ホスマーを3者連続三振に仕留めた。5回4安打8奪三振1失点の力投で今季5勝目の権利を持って降板となった。

 菊池は6月23日(同24日)のオリオールズ戦で4勝目を挙げてから6試合白星がなく、このままチームが勝利すれば45日ぶりの白星となる5勝目を手にする。

(Full-Count編集部)

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