菊池雄星、復活の5回8K1失点に米メディア称賛 「素晴らしく、そして重要だった」

本拠地でのパドレス戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】
本拠地でのパドレス戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:Getty Images】

菊池は初回に先頭打者弾を浴びたが8奪三振の力投で5回1失点

■マリナーズ 3-2 パドレス(日本時間8日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手は7日(日本時間8日)、本拠地でのパドレス戦に先発。5回4安打8奪三振1失点の好投を見せ勝利投手の権利を持ち降板したが2番手投手が同点に追い付かれ5勝目はならなかった。復活の兆しを見せた左腕に米メディアは「期待できる結果を生み出した」と賛辞を送っている。

 初回の先頭タティスにいきなり先頭打者アーチを浴び失点し6試合連続被弾となった菊池。だが、その後の投球は圧巻だった。

 2、3回と走者を背負いながらも粘りの投球で後続を断つと、同点で迎えた4回は2死満塁のピンチでヘッジズを一飛に仕留める。さらに5回は先頭のタティスに右前打を浴びたが、マイヤーズ、マチャド、ホスマーを圧巻の3者連続三振で切り抜け降板となった。

 6回に2番手で登板したブレナンが同点に追い付かれ5勝目は消滅したが、菊池の好投に地元紙「シアトルタイムズ」は「キクチの先発登板は、素晴らしく、そして重要だった」と絶賛。さらにMLB公式サイトも「キクチは期待できる結果を生み出した」と、前回登板のアストロズ戦では自己ワーストの4被弾を浴びた左腕の復活劇を称えた。

 菊池はこの日の登板で7試合連続で白星から遠ざかっているがAP通信は「総合的にみて“改善”とみなすことでがきでるだろう。キクチの最終回は彼にとってのベストだったかもしれない」と伝えている。

(Full-Count編集部=AP)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY