米でシーズン2度の三重殺を経験する“珍投手” 球団29年ぶりもファン激怒「勝った方が…」

ツインズのマーティン・ペレス【写真:Getty Images】
ツインズのマーティン・ペレス【写真:Getty Images】

ツインズのペレスが3週間以内で2度のトリプルプレーを経験

■ブレーブス 11-7 ツインズ(日本時間8日・ミネソタ)
 
 ツインズのマーティン・ペレス投手が7日(日本時間8日)、本拠地ブレーブス戦に先発し6回11安打7失点で今季5敗目を喫した。黒星を喫した左腕だが、この試合で今季2度目のトリプルプレーを経験する珍事が起こった。

 ペレスは3週間で2度目のトリプルプレーを経験する当事者となった。3回、6点ビハインドとなり尚も無死満塁のピンチでブレーブスのフラワーズは三塁へのゴロを放った。三塁手サノは捕球するとベースを踏み二塁、一塁とボールが渡り三重殺が完成した。

 ペレスは7月22日(同23日)のヤンキース戦でマウンドに上がった際にもトリプルプレーを経験しており、わずか3週間以内で2度もトリプルプレーを経験することになった。MLBスタッツ公式ツイッターはこの日のトリプルプレー動画を公開しペレスのシーズン複数回のトリプルプレーが「ア・リーグではマーク・バーリーの2006年以来、球団では1990年以来」だったことを伝えている。

 珍事ともいえる出来事をツインズのツイッターは「トリプルプレーはどれだけ珍しいかって? 2週間ちょっとの間に私達は2度もやったぞ」とコメントを添え動画を公開。だが、ファンはペレスの珍事をよく思っていないようだった。

「ぺレスだけがトリプルプレーを何度もできるのは、走者がベースにいることが多いから」

「ペレスのクオリティー・スタートほど稀ではない」

「ツインズは6-0で負けてるけどね」

「ペレスが先発で好投するのがどれだけ珍しいかって?」

「右下のスコアは見ないで」

「ペレスはこれからもずっとダメだよ。彼をブルペンに配置転換するか、戦力外にしてくれないかな」

「この前に(3イニング目に)もう3点献上したばかりだけどね!」

「トリプルプレーより勝ったほうがいい」

「もうぺレスのスタートは見たくない」

 トリプルプレーは走者が埋まっている場面でしか起こらないため、何度もピンチを背負うペレスにファンは非難の声を上げていた。

【動画】今季2度目のトリプルプレーを経験したペレス、三ゴロ→二塁→一塁の鮮やかな三重殺

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