広島緒方監督、6勝目野村を大絶賛 「祐輔の投球に尽きる。100点満点」
野村は8回1安打無失点で6勝目「リリーフ陣にとってもありがたい」
■広島 4-1 DeNA(8日・マツダスタジアム)
広島は8日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に4-1で勝利し、6カード連続勝ち越しを決めた。先発の野村が8回1安打無失点の好投で6勝目。打線はバティスタの26号3ランなどで4点を奪った。緒方監督は「今日は(野村)祐輔のピッチングに尽きる」と、自身3連勝となった右腕を称賛した。
野村は8回まで被安打1、無四球で2回と5回以外は全て3者凡退と完璧な内容だった。緒方監督は「立ち上がりから投げ急ぐこともなく、キレのある球を投げていた。先発として100点満点のピッチングをしてくれた」と最大級の表現で野村を褒めた。9連戦の3戦目での快投に、指揮官は「まだ6連戦が残っているし、先発が長いイニングを投げてくれるのは助かる。リリーフ陣にとってもありがたい」と感謝した。
打線はダブルスチールで先制し、バティスタの一発で突き放した。緒方監督は「先制できたし、バティスタの3ランでこちらの流れになった。(野村)祐輔にとってもいいホームランになったね」と理想的な攻撃にご満悦だった。
2位DeNAに勝ち越し、0.5ゲーム差と肉薄したチームは、中日と引き分けた首位巨人とも1.5ゲーム差。大逆転でのリーグ4連覇が見えてきた。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)