「1億円のボーナスが…」メ軍30歳の悲劇的な“戦力外”が話題「最悪な状況だ」

40人枠から外れたメッツのアデイニー・エチャバリア【写真:Getty Images】
40人枠から外れたメッツのアデイニー・エチャバリア【写真:Getty Images】

球宴1度パニック獲得→エチャバリア戦力外→1億円ボーナスに1日足りず→今季はマイナー生活

 メッツは9日(日本時間10日)、アデイニー・エチャバリア内野手をメジャー出場の前提となる40人枠から外し、事実上の戦力外とした。15年にオールスター選出、16年にゴールドグラブ賞を受賞し、ジャイアンツから自由契約となったジョー・パニック内野手を獲得したことによる玉突き人事。10日(同11日)までロースター入りしていれば100万ドル(約1億600万円)のボーナスをもらうことができたが、その目前で“戦力外”となった。

 地元局「NBCスポーツ」は「アデイニー・エチャバリアが100万ドルのボーナスが発生する1日前に40人枠から外れた」とエチェバリアの悲劇を伝えた。今季は60試合出場、打率.204、5本塁打、18打点、3盗塁。成績が今ひとつ。エチェバリアは自由契約を選択しなかったため、マイナー行きとなるが、先行きは非常に厳しそうだ。同局はこう綴っている。

「今季の残りマイナーでプレーすることになる。なぜなら、1日でも昇格すれば、100万ドルの支払いが発生するからである。この男にとって最悪な状況であるが、不公平だとは言えない。パニックはエチャバリアよりも良い。エチャバリアはボーナスを得るために、100日間ロースター入りするに値するプレーをしなければならなかった。彼がもっと打っていれば、恐らくまだロースター入りしていただろう」

 自らに喝を入れるしかなかそうだ。

(Full-Count編集部)

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