日ハム栗山監督、ドラ1吉田輝の52日ぶり1軍登板に「何をしてくれるか見たい」

日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】
日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】

チームは今季ワースト7連敗中

■日本ハム – ロッテ(14日・東京ドーム)

 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手はプロ2勝目をかけて、14日のロッテ戦(東京ドーム)で先発する。プロ3度目の登板で、1軍公式戦でパ・リーグ相手に投げるのは初めて。栗山英樹監督は「何をしてくれるか見たいよね。このチーム状況で彼は何を考えているか。結果は別としてね。調子が上がらなければ、やりたいことはできないが、意図は感じられると思う。それを見たいと思っている」と期待した。

 吉田輝は今季2試合に先発し、1勝1敗。6月12日の広島戦(札幌ドーム)で5回1失点に抑えてプロ初登板初勝利を飾ったが、同23日の中日戦(ナゴヤドーム)では3回5失点で初黒星を喫した。その後は腰の張りを訴えて6月末から2軍で調整していた。

 1軍復帰登板に向けて、栗山監督は吉田輝へ“注文”していないという。これにも明確な意図がある。「今のチーム状況を考えたら、序盤もクソもない。1球1球、どこまで全力で投げられるかの話だから。最初の試合も5回まで投げようと思ってなかったと思う。目一杯投げていただけ。ただ、今度は自分のことだけでなくて、いろんなことを考えて投げることになる。だから、あえて何も言ってないんだ。それを含めて、どう投げるか楽しみにしている」と期待を込めた。

(Full-Count編集部)

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