「とんでもない」カーショーの奪三振ショーにファン歓喜 圧巻の7者連続三振

10奪三振の快投で12勝目を挙げたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
10奪三振の快投で12勝目を挙げたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

6回無失点で通算165勝目、CY賞3度のサンディ・コーファックス氏に並ぶ

■ドジャース 9-1 マーリンズ(日本時間15日・マイアミ) 

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が14日(日本時間15日)、敵地マーリンズ戦に先発し、7回2安打無失点で12勝目(2敗)を挙げた。初回先頭から7者連続三振を奪うなど、無四球で10個の三振を奪った。“MLB最強左腕”復活を印象付ける7者連続三振をMLB公式インスタグラムが動画で紹介すると、ファンも歓喜している。

 圧巻の立ち上がりだった。初回、先頭から3者連続空振り三振。ベルティをスライダー、ディアスはカーブ、アンダーソンはスライダーでバットを振らせた。2回はクーパーとカストロをスライダーで空振り三振。ラミレスは低めの直球で見逃し三振に斬った。

 3回はアルファロをスライダーで空振り三振、続くブリンソンには遊ゴロを打たれ、MLB記録の8者連続三振には届かなかったが、5回2死まで完全投球。球数は90球だったが、大量9点のリードもあり、7回2安打無失点でマウンドを降りた。

 序盤に衝撃の奪三振ショーを演じたカーショー。この7者連続三振の動画をMLB公式インスタグラムが動画を紹介すると、ファンの称賛の声が多く寄せられた。

「キング・カーショー」

「なんてこった」

「ワォ」

「とんでもない」

「サイ・ヤング賞」

「エリートピッチャー」

「将来殿堂入り」

「彼のカーブはエグイ」

「球界最高のカーブ」

 4年連続最優秀防御率、7年連続球宴に選出されるなど“MLB最強左腕”として活躍してきたカーショー。昨季は腰の故障の影響で9勝に留まったが、今季はナ・リーグ3位タイの12勝目。通算でも165勝目でサイ・ヤング賞3度のレジェンド、サンディ・コーファックス氏に並んだ。

【動画】空振り、空振り、空振り、空振り、空振り、見逃し、空振り カーショーの初回先頭から7者連続三振の実際の映像

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