大谷翔平、2試合連続、28度目マルチ安打に手応え 「打つべきボールを打ててる」
第1打席で右前打、第4打席は打球速度177キロの弾丸中前打をマークし28度目マルチ
■エンゼルス 7-4 パイレーツ(日本時間15日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地パイレーツ戦に「3番・DH」で6試合連続でスタメン出場。3打数2安打の活躍で今季28度目のマルチ安打をマークし打率は.294に上昇。2試合連続マルチと好調を維持する大谷は「打つべきボールを打ててる」と手応えを口にした。
大谷は初回の第1打席で打球速度105マイル(約169キロ)の強烈な右前打、4回の第2打席は空振り三振、5回の第3打席は四球を選んだ。そして1点リードで迎えた8回。先頭で打席に入ると初球を強振し打球速度110マイル(約177キロ)の中前打を放ち今季28度目のマルチ安打を記録した。
2試合連続となる28度目のマルチに「打つべきボールを打ててるのはいいんじゃないかと思います」と振り返った。8回の先頭で放った“弾丸安打”には「甘い球をしっかり振ろうかと。真っすぐ早い投手なので、甘い球をしっかり打たないと厳しいかなと思うのでヒットになってよかった」と口にした。
2安打とも強烈な当たりだったが、ここまで60打席連続で本塁打は出ていない。あとは打球の角度だけだが「どの打席も上がれば長打の確立が増えるのはその通りじゃないかと思います。何がいいのかっていうのは自分の感覚次第ではあると思いますが、もちろん、(打球が)上に上がってくれればホームランになる確率は高くなるのは間違いないと思う」と語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)