西武が球団ワーストタイ20失点 鷹連勝止まる、日ハムは泥沼9連敗…15日のパ・リーグ

2回途中でKOされた西武・本田圭佑【画像:パーソル パ・リーグTV】
2回途中でKOされた西武・本田圭佑【画像:パーソル パ・リーグTV】

楽天は延長11回サヨナラ勝ち、ロッテ単独4位浮上

 パ・リーグは15日、各地で3試合が行われ、オリックス、楽天、ロッテがそれぞれ勝利した。

 オリックスは敵地メットライフドームで西武と対戦し、20安打で今季パ・リーグ最多の20得点を奪って20-8で爆勝した。2回にロメロのソロ本塁打で先制すると、この回打者一巡の猛攻で7安打7得点。3回にもロメロが満塁弾を放つなど5点を奪うと、その後も次々と加点した。ロメロが4打数4安打6打点、モヤが4打数3安打5打点と助っ人2人で11打点。今季最多の20安打20得点で大勝した。

 西武は球団ワーストタイ記録となる20失点で大惨敗した。先発の本田が2回もたず7安打7失点の大炎上でノックアウト。2番手の小石も5失点するなど、次々と投手陣が炎上。登板した6投手全員が失点を重ね、2004年8月27日のダイエー戦以来となる15年ぶりの20失点に。打線が4回に源田、森、中村の3連発、6回に山川が2戦連発の35号を放ったが、ビハインドがあまりにも大きすぎた。

 楽天は本拠地・楽天生命パークでのソフトバンク戦を4-3と延長11回にサヨナラ勝ち。1点ビハインドの8回、ウィーラーが同点打を放って試合を振り出しに戻すと、延長11回に茂木の二塁打と太田の犠打、浅村と辰己の連続申告敬遠で1死満塁とし、最後は銀次がサヨナラ適時打を放った。連敗を2で止め、首位ソフトバンクと6.5ゲーム差で踏みとどまった。ソフトバンクは連勝が6でストップ。甲斐の先制弾を含む3安打2打点の活躍でリードしたが、8回にモイネロが同点に追いつかれると、延長11回に高橋純がサヨナラ打を浴びた。

 ロッテは東京ドームでの日本ハム戦に6-0で勝利し3連勝。単独4位に浮上した。2回に荻野の走者一掃の適時二塁打で一気に3点を先制。4回には平沢、5回には井上の適時打でリードを広げていった。先発の佐々木は5回3安打無失点の好投で2勝目。6回から中村稔が3回無失点と好リリーフを見せ、9回には黄色靭帯骨化症から復帰した南が締めくくった。日本ハムは泥沼の9連敗で5位に転落。先発の杉浦が4回4失点で降板すると、打線は4安打無得点に終わった。

→1 ソフトバンク 111試合61勝46敗4分 –
→2 西武 108試合56勝51敗1分 5.0
→3 楽天 109試合54勝52敗3分 1.5
→4 ロッテ 109試合53勝53敗3分 1.0
↓5 日本ハム 110試合52勝54敗4分 1.0
→6 オリックス 109試合48勝56敗5分 3.0

(Full-Count編集部)

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