鷹・千賀、2週連続で2位斬りへ 西武戦は無失点も「そんな風に言える打線では…」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

倉野コーチは期待「ベストボールさえ投げられれば、どのチームでも抑えられる」

 ソフトバンクの千賀滉大投手が、17日の西武戦(ヤフオクD)で自身3連勝をかけて先発する。西武戦は今季2試合に登板して1勝0敗。14イニングで無失点、防御率0.00と強力打線を抑えている。

 相手は違うが、2週連続での首位決戦の頭を託された。前回の日本ハム戦では11勝目を挙げたものの、1イニングで4失点したことを猛省。「バランスを見直しました。それが出せればと思います」と、前回の反省を活かした投球を心掛ける。

 迎え撃つ西武打線には14イニングで1点も与えていないものの、「そんな風に言える打線ではないです」と警戒。「ピッチャーがまず頑張らないと。先制点をずっと渡しているので気をつけます」と表情を引き締めた。

「ここでは悪すぎるので、しっかり投げたい。本当にホームなのかなというくらいの数字ですから」と、本拠地ヤフオクドームでの成績(4勝3敗、防御率3.29、10被本塁打)に触れて「とりあえず一生懸命抑えたい」と語った。

 倉野信次投手コーチは「データを見るとそうだが、たまたまそうなっているだけ。千賀に関しては相性がどうこうではない。ベストボールさえ投げられれば、どのチームでも抑えられる」と、エースへの期待の大きさを口にした。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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