大谷翔平の“技あり”代打安打に敵地TVは自軍そっちのけ「なんて素晴らしい打者」
ホワイトソックス戦で7回に代打で中前打 逆転劇を演出した
■エンゼルス 6-5 Wソックス(日本時間18日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地のホワイトソックス戦で10試合ぶりにベンチスタート。7回に代打で登場し、中前打を放った。8月初アーチ、18試合70打席ぶりの本塁打は飛び出さなかったが、勝負強い打撃を見せた。チームは大谷の一打から一挙4得点を挙げ、6-5で逆転勝ちした。
2-5で迎えた7回1死一塁。3番手左腕フライの外角低めのカットボールをバットを伸ばし、中前へ落とした。登場曲「ルパン三世」のテーマソングに乗って、10日の敵地レッドソックス戦からの連続試合安打を今季最長タイの8に伸ばした。
大谷は続くフレッチャーの四球で二塁へ進むと、同満塁からのトラウトの左前打で二塁から生還した。今季42得点目を記録。さらに、同一、二塁からアップトンの左翼線適時二塁打で同点とし、2死満塁からグッドウィンの押し出し四球で勝ち越した。3点差をひっくり返し、逆転勝ちした。
敵地放送局「NBCスポーツ」も大谷の逆転勝ちに貢献する技ありの一打を称賛した。
解説「なんて素晴らしい打者でしょうか。何といいますか、彼はとても体も大きくて、素晴らしいスイングをします。彼はまさに(ボールに)泳がされました。泳がされながらもボールを捉えて、外野まで運ぶのですから、(大谷の打撃は)非常に優れているということです」
実況「オオタニが素晴らしい仕事をしました」
この時点でホワイトソックスは3点リードする展開だったが、解説、実況ともに自軍そっちのけ。大谷の必死の勝負強い打撃を称賛していた。
(Full-Count編集部)