アクーニャJr.が懲罰交代、“確信歩き”もフェン直で指揮官激怒 「ここでは認められない」

ブレーブスのロナルド・アクーニャ【写真:Getty Images】
ブレーブスのロナルド・アクーニャ【写真:Getty Images】

右中間への大飛球に本塁打の“確信歩き”もフェンス直撃で単打、直後に二盗失敗…

■ブレーブス 5-3 ドジャース(日本時間19日・アトランタ)

 ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が18日(日本時間19日)、本拠地ドジャース戦で大飛球を本塁打と確信し緩慢な走塁を見せ懲罰交代させられた。ここまで打率.296、35本塁打29盗塁をマークするMVP候補にスニッカー監督は「そのような行為は、ここでは認められない」と厳しい声を上げている。

 “確信歩き”も不発に終わり待っていたのは懲罰交代だった。3点を追う3回無死二塁で第2打席を迎えたアクーニャJr.は右翼への大飛球を放つとホームランと確信しゆっくりと歩きだした。だが、打球はスタンドまで届かず右中間フェンスに直撃し単打に。さらに汚名挽回とばかりに次打者の打席で二盗を狙ったが失敗と良い所なく5回の守備で途中交代となった。

 MLB公式サイトは「交代となったアクーニャJr.はスニッカーの決断を尊重した」と見出しを付け、アクーニャの緩慢走塁を伝えた。記事ではスニッカ―監督が「彼は走らなかった。走らなければいけなかったのに。そのような行為は、ここでは認められない。他の24人のチームメートに対して責任がある」と懲罰交代させた理由を紹介。

 個人記録よりもチームプレーを尊重する指揮官は「我々は、ここで、なにか特別なことを成し遂げようとしているんだからね。個人的なことは、後回しにしなければいけない」と語っている。

 アクーニャJr.も反省しているようで「あの時は、何も考えてなくて、あんなリアクションを取ってしまった。(スニッカー監督が)そうしないといけないと思ったのだから、僕はその決断を尊重するよ」と懲罰交代に納得し「今日のような(上手く行かない)ことが起こってしまうことも時にはある。僕は、これからも一生懸命プレーし続けようと思っている」と巻き返しを誓っていた。

【動画】懲罰交代となったアクーニャJr.が見せた自信満々の“確信歩き”の一部始終

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY