大谷翔平、自らアピールの打撃妨害で“珍出塁” 10戦連続出塁で初回5点猛攻を演出
敵地レンジャーズ戦で「3番・DH」で2試合連続先発出場した
■レンジャーズ – エンゼルス(日本時間20日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・レンジャーズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続先発出場。初回の第1打席は打撃妨害で出塁した。10試合連続出塁とした。
初回1死一塁。2ボール2ストライクから、先発左腕・アラードのカットボールを振った際に捕手・トリビーノのミットにバットが触れた。自らアピールして一、二塁に好機を広げ、アップトンの中前への先制適時打を演出。続くカルフーンの右前適時打で三塁から2点目のホームを踏んだ。今季44得点目を記録した。
同一、三塁からはプホルスの左越え19号3ランが飛び出した。チームは初回から4安打5得点の猛攻となった。
大谷は前日18日(同19日)の本拠地ホワイトソックス戦で「3番・DH」で先発出場し、7回の第4打席で16号2ラン。19試合74打席ぶりのアーチで5打数2安打2打点をマーク。今季30度目のマルチ安打をマークしていた。
大谷の今季左腕に対し、打率.279、4二塁打、1三塁打、3本塁打、12打点を記録。また、敵地グローブ・ライフ・パークでは10打数5安打と相性は良かった。試合前まで今季成績は87試合出場し、打率.299、16本塁打、52打点、OPS.877。94安打は1年目の昨季に記録した93安打を超えた。7月24日(同25日)の敵地ドジャース戦以来、出場24試合ぶりの打率3割復帰に期待がかかる。
(Full-Count編集部)