大谷翔平、左中間へ“快足”適時三塁打! 三塁到達タイム11.09秒は球団2位

三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

敵地レンジャーズ戦で「3番・DH」で2試合連続先発出場し、自己最長10試合連続安打

■レンジャーズ – エンゼルス(日本時間20日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・レンジャーズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続先発出場。2回の第2打席で自己最長10試合連続安打となる左中間適時三塁打を放った。

 2回1死一塁。先発左腕・アラードから快音を飛ばした。左中間を割る一打にグングン加速。4本目の三塁打は適時三塁打となった。10日(同11日)の敵地・レッドソックス戦からの連続試合安打を自己最長を更新する「10」に伸ばした。

 MLB公式サイトのレンジャーズ番TR・サリバン記者によると、大谷の三塁到達タイムは11.09秒で、スタットキャストが導入された2015年以来エンゼルスでは2番目に速いタイム。チーム最速はトラウトの11.01秒で2015年10月2日に記録している。大谷は秒速29フィート(約8.84メートル)、メジャーの平均は秒速27フィート(約8.23メートル)となっている。同三塁からはアップトンの右前適時打で7点目のホームへ。今季45得点目をマークした。

 初回1死一塁では先発左腕・アラードのカットボールを振った際に捕手・トリビーノのミットにバットが触れた。自らアピールする打撃妨害で同一、二塁に好機を広げ、アップトンの中前への先制適時打を演出。続くカルフーンの右前適時打で三塁から2点目のホームを踏んだ。同一、三塁からはプホルスの左越え19号3ラン。チームは初回から4安打5得点の猛攻となった。

 大谷は前日18日(同19日)の本拠地ホワイトソックス戦で「3番・DH」で先発出場し、7回の第4打席で16号2ラン。19試合74打席ぶりのアーチで5打数2安打2打点をマーク。今季30度目のマルチ安打をマークしていた。

 大谷の今季左腕に対し、打率.279、4二塁打、1三塁打、3本塁打、12打点を記録。また、敵地グローブ・ライフ・パークでは10打数5安打と相性は良かった。試合前まで今季成績は87試合出場し、打率.299、16本塁打、52打点、OPS.877。94安打は1年目の昨季に記録した93安打を超えた。7月24日(同25日)の敵地ドジャース戦以来、出場24試合ぶりの打率3割復帰に期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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