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ロッテの韋駄天・荻野、プロ10年目で通算200盗塁「もっと上を目指して」

ロッテの荻野貴司外野手が22日の楽天戦(東京ドーム)で、2つの盗塁を決め、プロ野球史上77人目となる通算200盗塁を達成した。

ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】
ロッテ・荻野貴司【写真:荒川祐史】

自己最多を上回るシーズン27盗塁「1個でも多くできれば」

■楽天 8-5 ロッテ(22日・東京ドーム) 

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 ロッテの荻野貴司外野手が22日の楽天戦(東京ドーム)で、2つの盗塁を決め、プロ野球史上77人目となる通算200盗塁を達成した。

 プロ10年目の韋駄天に、新たな勲章が加わった。22日の楽天戦。この日も定位置「1番・中堅」でスタメン出場した荻野。まずは2回、中前適時打で出塁すると、続く2番・鈴木の3球目にスタート。12試合ぶりとなる今季26個目の盗塁を決め、節目の記録にリーチをかける。

 そして7回、フルカウントから四球を選び、一塁へ歩いた荻野。相手投手のブセニッツは初球を投じるまでに4度の牽制を投じた。1つ牽制をするたび、記録を期待するスタンドのファンからのブーイングが、徐々に大きくなっていく。

 異様な雰囲気の中、ブセニッツのクイックモーションに集中する荻野は、1ボールからの2球目にスタート。高めに浮いた投球を捕手・太田が後ろに弾く間に悠々二塁へ。「(牽制の多さが)気にはなった」という中で、今季27個目の盗塁を決めてみせた。今季、初の規定打席に到達したプロ10年目の韋駄天に新たな勲章が加わった。

 節目の記録自体は「あまり、気にしてはいなかった」と語る荻野だが、8月8日に盗塁を成功させ、200盗塁まであと2つとなってから3度の盗塁死を喫するなど、この日まで12試合の足踏み。「若干のプレッシャーはあったのかな。決められて良かったと思います」と、節目の記録達成に安堵の表情を浮かべた。

 シーズン27盗塁は、これまで2度(13、17年)記録した26盗塁を上回る自己最多の盗塁数。荻野自身が目標とする30盗塁まで、あとわずかとなったが「素直に嬉しいですけど、もっと先を目指していかないといけないと思うので、もっと上を目指してやっていきたい。まだ、試合はあるので、1個でも多くできれば」と残り28試合、チームのため、そして自身のために、幕張の韋駄天はその俊足で塁上をかき回していくつもりだ。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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