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中日、今年のドラフトはいかに? 高校生ドラフト候補の評価、スカウト陣の“生の声”は…

101回目の夏が終わった。聖地で輝いたヒーローもいれば、夢叶わず散った球児もいる。彼らの中にやがてプロの世界で羽ばたく逸材はどれだけいるのか。

奥川、及川、西…それぞれの評価は?

 奥川の評価はいかに。

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 「勝って当たり前と言われる試合で勝つことほど難しいことはありません。これはプロで痛感することであり、勝ち切るピッチャーがどれだけ尊いか。まず、彼は本調子でない中、石川大会を勝ち抜いた。甲子園でも決勝は負けましたが、それまでは勝ち続けた。その調整力、集中力こそ価値があるんです」

 及川の成長は投球フォームにあるという。

「テイクバックで左肘がかなり背中側に入る投げ方でしたが、スクエアに修正し、カーブが決まるようになりました。我々は2ボールというカウントに注目します。この夏、及川はここで簡単にストライクをカーブで取れるようになりました。これが大きい。スピードは前より抑えられていますが、それでも145キロは出るので十分」

 西はどうか。

「大人になりました。味方がエラーした後の仕草や表情が変わったんです。感情を剥き出すのを控え、心は熱いままで態度がクールになりました。相変わらず、スタミナはすごい。彼の良さは体の強さです」

 BIG4に続く存在は誰か。

「霞ヶ浦の鈴木(寛人)ですね。春は背番号10でしたが、努力でエースナンバーを掴みました。プロで飯が食えるかどうかの1つに特殊球を持っているかどうかがありますが、鈴木はスライダーが独特。1回戦で履正社にやられましたが、あれは先頭バッターに打たれて舞い上がったから。大舞台の経験不足はありますが、素材は一級品です」

 野手はどうか。中日が渇望しているのは右の大砲だ。
 
「井上(広大・履正社)は長打力があり、ナゴヤドームでも一発が期待できます。タイプは広島の鈴木誠也。プロでは何回も同じ投手と対戦するので、大切なのは対応力。その点、井上は凡打の中にも意図を感じます。ただ、右膝のクリーニング手術をしているため、試合の終盤に足を引きずる場面があります。膝の調査は必要でしょう」

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