中日・山本が“幸運”プロ初安打初タイムリー 安部の目の前で打球がイレギュラーバウンド

中日・山本拓実【写真:荒川祐史】
中日・山本拓実【写真:荒川祐史】

4回2死一、二塁で九里のシュートを弾き返して嬉しい初安打

■中日 – 広島(25日・ナゴヤドーム)

 中日の山本拓実投手が、プロ初安打となる貴重なタイムリーを放った。25日、本拠地ナゴヤドームでの広島戦。4回のチャンスで打席に立つと、三塁手の目前でバウンドが大きく変わるラッキーな安打を放ち、記念すべき初安打をマークした。

 1点ビハインドで迎えたこの回、福田、ビシエドの連続四球でチャンスを作ると、阿部のフェンス直撃の適時二塁打で同点に追いつき、大野奨の犠飛で逆転に成功。1点リードとなって打席に立った山本は1ストライクからの2球目、広島先発の九里のシュートを弾き返した。

 打球は三塁・安部の正面へのゴロに。だが、人工芝と土の境目あたりで弾んだ打球はイレギュラーして大きく弾み、安部の頭上を抜いていった。左前へと抜けて、二塁走者は4点目のホームに生還。この日が今季5試合目の先発マウンドだった山本。2017年のドラフト6位で市西宮高から中日入りした右腕にとって、プロ7打席目で嬉しいプロ初安打初適時打となった。

(Full-Count編集部)

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