【U-18W杯】大船渡・佐々木が星稜・奥川をべた褒め「人間性素晴らしい」「頭の良さ」

侍ジャパンU-18代表合宿に参加中の星稜・奥川恭伸(左)と大船渡・佐々木朗希【写真:編集部】
侍ジャパンU-18代表合宿に参加中の星稜・奥川恭伸(左)と大船渡・佐々木朗希【写真:編集部】

奥川は佐々木との再会喜ぶ「ずっと会いたいと言っていたので」

 30日から韓国・機張(きじゃん)で行われる「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に参加する高校日本代表は25日、東京都内のグラウンドで練習を行った。第101回全国高校野球選手権で準優勝した星稜(石川)の奥川恭伸投手、山瀬慎之助捕手(ともに3年)がこの日合流。奥川は佐々木朗希投手(大船渡)との再会を喜んだ。

 22日の履正社(大阪)との決勝戦から中2日で合流した奥川は、佐々木と談笑するなど終始笑顔で練習に参加。キャッチボールなどは行わず、佐々木とともに外野でマッサージを受け、その後はストレッチや中距離走を行った。

 4月の1次候補合宿以来の再開には「ずっと会いたいと言っていたので、会えて嬉しかったです。また頑張りたい」と話し、久しぶりに会った印象を聞かれると「髪が伸びたなぁ」と周囲を笑わせた。さらに「潜在能力、体のバネ」など自分に無いものを吸収したいと話した。

 一方で、奥川の甲子園での投球をテレビで観ていたという佐々木。智弁和歌山との延長14回の投球を「素晴らしいピッチング」と絶賛し「人間性も素晴らしい」「頭の良さ(を見習いたい)」とべた褒めだった。

 海外が初めてだという奥川は「辛いの得意じゃないです…」と食事が気がかりなようだ。さらに日韓関係が悪化する中、韓国で試合をすることについては「まず安全に帰ってこられるように。身の安全を…」と不安も口にしていた。

 チームはあす26日、大学日本代表との壮行試合(午後6時開始、神宮球場)に臨み、初の世界一へ向けて韓国へ出発する。

(Full-Count編集部)

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