菊池雄星、田中将大との投げ合いへ調整 持ち球に手応え「全部良かった」

右打者を意識した投球練習を行ったマリナーズ・菊池雄星【写真:木崎英夫】
右打者を意識した投球練習を行ったマリナーズ・菊池雄星【写真:木崎英夫】

28日ヤンキース戦へ遠投と平地での投球練習などで調整した

 マリナーズの菊池雄星投手は25日(日本時間26日)、次回登板となる27日(同28日)の本拠地・ヤンキース戦に向けて遠投と平地での投球練習などで調整した。

 外野の芝で通訳を座らせ、前日のブルペンでも取り組んだ高めの直球を主体に21球。途中から立たせたコーチを相手に、落差のあるカーブ、内角へのスライダーと外角へ沈むチェンジアップを混ぜ、ルメイヒュー、ジャッジら右の好打者を擁する相手打線を意識して投じた。

「全部良かったですよ」

 汗をぬぐった菊池は、持ち球の4球種に好感触を得た様子だった。

 ヤンキースの先発は正式に田中将大に決まり、日本時代には1度もなかった右腕との対決が大リーグで実現する。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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