【U-18 W杯】佐々木朗希が右手中指にマメ 当面ノースロー調整 日本高野連明かす

侍U18壮行試合で登板した高校代表の佐々木朗希【写真:荒川祐史】
侍U18壮行試合で登板した高校代表の佐々木朗希【写真:荒川祐史】

26日の試合前ブルペンで違和感 国内最終調整日では外野で走り込み

 30日から韓国・機張(きじゃん)で開催される「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のU-18高校代表は27日、都内のグランドで国内最後の調整を行った。佐々木朗希投手が26日の大学日本代表との試合で右手中指にマメができたため、当面の間、ノースロー調整になることが日本高野連より明らかにされた。

 佐々木は当初、26日の試合で2イニングを投げる予定だったが、試合前の投球練習中に指先に血マメができたという。佐々木自身が監督、スタッフに報告。1イニングを投げることができたが、日本高野連の竹中事務局長は「いいボールが行ってはいましたが、ドクターとも相談して(1イニングで止めることを)決めました。本人はやる気満々だったんですけど……」と明かした。

 登板後は絆創膏などで止めて処置をした。軽症ではあるが、完治には個人差があるため、当面はノースロー調整で様子を見るという。佐々木はこの日、奥川恭伸投手と外野で走り込みをするなど、下半身強化に努めた。

(Full-Count編集部)

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