【U-18W杯】佐々木朗希「優勝して帰ってきたい」 悲願世界一へ侍Jが出発、白ポロシャツで移動

成田空港で囲み会見に応じる佐々木朗希【写真:荒川祐史】
成田空港で囲み会見に応じる佐々木朗希【写真:荒川祐史】

右手中指のマメについては「不安はない」選手たちは白のポロシャツで出発

 30日から韓国・機張(きじゃん)で行われる「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)に参加する高校日本代表は28日、渡韓を前に成田空港で会見を行った。右手中指のマメで国内最後の練習をノースロー調整となった佐々木朗希投手は患部について「不安はないです」と力を込めた。いよいよ始まる世界一をかけた戦いは楽しみはあるが「プレッシャーも同じくらいあります。優勝して帰ってくることが一番です」と語った。

 また、選手たちはJAPANなど国名のロゴが入っていない白のポロシャツで移動することになった。日韓情勢を考慮してとった対応策のひとつ。日本高野連の竹中事務局長は「こういった情勢ですので、できるだけ韓国のみなさんの心情に配慮した形をとりました。これまで(白のポロシャツでの移動を厳命)したことはないです。スポーツと政治は全然、別だと思っていますが、ただ、配慮できるところはした方がいいと思う」と改めて説明。現地で練習するときは通常通りに練習着などを着用する。

 主催者側からは「日本の安全に万全をつくしてほしい」という文章が届いたという。また、選手たちには個人で外出することを禁じ、竹中事務局長は「どこかに行くときは団体で。個人では行動しないように、と言いました。コンビニ(など買い物は)みんなでいくか、(スタッフら大人が)ついて行動をしたい」と話した。

【写真】白ポロシャツで韓国に向けて移動 出発前に空港で記念撮影する侍J高校代表

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