ロイヤルズが1050億円で球団売却か? ESPN報じる、価値は20年間で10倍超に

ロイヤルズのヨスト監督【写真:Getty Images】
ロイヤルズのヨスト監督【写真:Getty Images】

現オーナーは2000年に約100億円で買収、譲渡額は高騰の一途

 2015年シーズンにワールドシリーズを制覇したカンザスシティ・ロイヤルズが約10億ドル(約1050億円)で売却される可能性が高まっている。ESPNが報じている。

 ロイヤルズオーナーでスーパーマーケット大手ウォルマートでCEOを務めていたデビッド・グラス氏は、インディアンスの共同オーナーを務める実業家ジョン・シャーマン氏のグループとチームの売却交渉を進めているという。グラス氏は2000年に9600万ドル(約100億円)で買収したが、交渉額は10億ドルを超えていると報じられている。チームの価値は20年間で10倍以上に高まったことになる。

 記事では「メジャー球団の価値は近年急上昇している」と分析。元ヤンキースのデレク・ジーター氏と、実業家のブルース・シャーマン氏のグループは2017年にマーリンズを12億ドル(約1270億円)で買収しており、譲渡額は高騰の一途を辿っている。

 ヤクルトの青木宣親外野手も2014年に所属したロイヤルズは「球団売却に関する推測にコメントする立場ではない」と声明を発表。シーズン中の激震で、ノーコメントの姿勢を打ち出している。

(Full-Count編集部)

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