大谷翔平、160キロ打ち二塁打を米専門家称賛「スマートなスイング」「凄まじいパワー」

本拠地でのレンジャーズ戦に先発出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
本拠地でのレンジャーズ戦に先発出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

5戦連続で「3番・DH」でスタメン出場した大谷は初回に二塁打

■エンゼルス – レンジャーズ(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地レンジャーズ戦に5試合連続で「3番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席で左中間を破る二塁打を放つと、解説を務めたメジャー通算132勝のエンゼルスOBマーク・グビザ氏は「スマートなスイング」「凄まじいパワー」と称賛している。

 いきなり快音を響かせた。先発右腕クラッセの時速100マイル(約160キロ)のファストボールを大谷のバットが完璧に捉えた。左中間を真っ二つに破った打球は悠々の二塁打。打球速度103マイル(約165.7キロ)の今季17本目の二塁打に、地元ロサンゼルスで試合を中継する「FOXスポーツ・ウエスト」の名物実況ビクター・ロハス氏は「ここ16試合絶好調です、ショウヘイ! 二塁打を放ちました」と絶叫した。

 解説を務めたマーク・グビザ元投手は「スマートなスイングでした。初球ストライクに襲いかかりました。左中間のギャップに飛びました。凄まじいパワーを見せつけました。オオタニのパワーで打球は飛び出して行きましたよ」と手放しで称賛した。

 グビザ氏は「狙っていたファストボールを強打しました。ファストボールの打率は.347です。時速99マイルで変化するファストボールでも、ご覧の通りの強烈な打撃ですよ」とも。ルーキー右腕の自慢の剛速球をいとも簡単に攻略した大谷の速球への強さにエンゼルスOBも脱帽していた。

 第1打席で安打を放った大谷は4回の第2打席は中堅への大きな飛球、6回の第3打席は空振り三振に倒れ、ここまで3打数1安打となっている。

(Full-Count編集部)

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