元Gマイコラス大激怒の“珍事件” 球場騒然も…試合後は「丁寧に頼んだよ」

レッズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
レッズ戦に先発したカージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

一時は乱闘寸前も冷静に対応、マイコラスが相手打者に語ったことは…

■カージナルス 4-3 レッズ(日本時間2日・セントルイス)

 元巨人で現カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が先発した1日(日本時間2日)の本拠地レッズ戦で起きた”打者のマウンド通過事件”。マウンドにいたマイコラスが激怒し、ガルビスも言い返したことで両軍総出となって球場は一時騒然とした。地元テレビ局「FOXスポーツ・ミッドウエスト」によると、マイコラスは試合後の記者会見でこの時のことを「彼(ガルビス)に丁寧に芝生の上を通るように伝えた」と振り返ったという。

“事件”は4回表1死の場面で起きた。レッズのフレディ・ガルビス内野手がフライアウトに倒れると、通常であれば避けるべきであるマウンド上を通過してダグアウトに引き返した。これにマイコラスが注意。ガルビスも激怒し、両ベンチがグラウンドに飛び出したが、女房役のヤディアー・モリーナ捕手がすぐさまガルビスを止めに入ったことで自体は収束した。

「FOXスポーツ・ミッドウエスト」は試合後、ツイッターで記者会見の動画を公開。マイコラスは「投手はマウンドをかなりケアしているんだ。着地点、ラバーなどね。ブルペン陣のためにも良い状態をキープしようとしているんだ。今後通らないように丁寧に頼んだよ」と冷静に語っていた。

 試合は終盤3イニングに1点ずつを奪ったカージナルスが4-3で勝利して3連勝。なお、マイコラスはこの試合6回4安打3失点も9勝目はならず。防御率は4.32となった。

(Full-Count編集部)

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